格安レリーズ(TC-2001)に電源スイッチを付ける
X-E1用に, ロワジャパンのレリーズ(TC-2001)を買った. このレリーズはタイマー機能やインターバル撮影機能が付いているにも関わらず, 1,788円(購入時)という格安さで, Amazonでも人気のある言わば定番の汎用レリーズ. ちなみにTC-2001はTC-200Xシリーズの一つで, TC-2001はキャノン・ペンタックス専用. 先程のメーカーHPに対応表がある.
TC-2001を選んだ理由
キャノン・ペンタックス用のTC-2001はX-E1でも使える. X-E1は側面に2.5mmミニプラグの端子があるが, この端子はマイクの他, リモートレリーズ端子としても使えるようになっている. ちなみに, FujifilmのUSB mini端子用のTC-2012もあるのが, こちらは端子がストレートになっていて, 実際の使用を考えるとL型端子の2.5mmミニプラグの方が便利. また, 2.5mmミニプラグはレリーズ端子のスタンダードのようになっていて, 他端子への変換している例も多そう.
TC-2001の使い方については公式日本語ドキュメントがあるので心配ないが, 下の方のブログ記事がわかりやすい.
コスパ抜群 ! ROWA-JAPAN(ロワジャパン)のタイマー機能付きリモートレリーズ ! - ログカメラ
電源スイッチを付けたった
ここから本題. 実はこのレリーズ, 電源スイッチがない… そのことをAmazonのレビューでも頻繁に指摘されていて, 自力でスイッチを付けている方もおられる. 発想は同じ,
ということで, 無理やり電源スイッチをつけた.
場所決め
どこにスイッチを取り付けるかを決めるため, 裏蓋を取って分解する.
裏に6つのネジ穴があるのでネジを外す. おそらく, 電池ボックスにある2つだけネジの規格が違う.
関係ないが, 結構興味深い構造をしている. ベロが3枚重なっているようになっているのは, シャッターボタンの半押しと全押しを区別するための機構.
電池ボックスの横にいい感じのスペースがあるのでここにする.
取り付け
ペンチとカッターと金属やすりで溝を開けて,
スイッチを適当なネジで取り付け.
このままだと裏蓋に干渉するので, 裏蓋側を削った. 削りすぎると電池入れの蓋が固定されなくなってしまうので注意.
最後に配線する. 電池のマイナス側の線の途中に入れ込んだ.
ここまでやれば, もう完成.
撮影
実際に TC-2001 のインターバル機能を使ってタイムラプスを録った.
撮影場所は山梨県・西湖の湖畔. 日の出前から待機して撮影に挑んだ. 中々良く撮れたと思っている.