Windows 10のVMをArch Linuxでサクっと動かすメモ
最近またPCをクリーンインストールした. 今度の OS は Arch Linux. 今まで Debian系を使い続けていたが, 「Docker があれば OS なんて関係ないのでは」と気付いてしまったのだ.
クリーンインストールは(苦労したが)上手くいった. だが, 1つ問題がわかった. Windows か Mac でしかアクセスできないサービスにアクセスできない (Debian でもできないが). ぶっちゃけ, 私はそんなサービスは存在価値ないと思っているが, コロナのせいで在宅○○が増えて使わなくてはいけない場面に出会ってしまった. あゝ悍ましい.
ということで, Arch Linux でレガシテスト用の Windows 10 を VM するメモ.
VirtualBox と Vagrant のインストール
VMware はエラーが出てインストールできなかった. Wiki が充実していた VirtualBox を使う.
sudo pacman -Syu virtualbox vagrant
sudo modprobe -a vboxdrv
sudo sh -c "echo 'vboxdrv' > /etc/modules-load.d/virtualbox.conf"
sudo gpasswd -a $USER vboxusers
インストールとカーネルモジュールの起動, 登録などする.
イメージファイルのダウンロードと起動
Virtual Machines - Microsoft Edge Developer
ちょっと前までmodern.IEと呼ばれていたもの.
Windows 10 なら90日間動作する仮想マシン.
ここから Vagrant用 (MSEdge.Win10.Vagrant.zip
) をダウンロードしてくる.
mkdir -p ~/Vagrant/win10edge
cd ~/Vagrant/win10edge
unzip ~/Download/MSEdge.Win10.Vagrant.zip
# 'MSEdge - Win10.box' が解凍される.
mv 'MSEdge - Win10.box' win10.box
vagrant box add win10edge win10.box
# スペースが入っているとエラーを吐く
vagrant init win10edge
vim Vagrantfile
# # 以下のコメントを戻す
# config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
# vb.gui = true
# vb.memory = "2048"
# end
vagrant up
これで GUI で Windows 10 が起動する. ちなみに, メモリは 4096MB くらいにしてあげると快適に動く.
あと, Edge 最新版で動くと称すサービスがこの Edge で使えなかった. 大人しく Chrome をインストールすべき. どこの模試とは言わない.