Raspberry Pi Zero Wで最新のNim
Raspberry Pi Zero W上にNimをインストールしようとしたら,
まずchoosenimは使えない,
GitHubのNimリポジトリのビルドも失敗する,
apt install nim
で入るNimはなんと v0.19.4 !
nim-lang/csources
(前リポジトリをコンパイルするための,
C言語で書かれたNim) の v0.20.0 にすら及ばない.
ここ数年で急成長しているから仕方がないのもあるが, 最新付近のNimを使えないと困ることもあるので, どうにかインストールする.
方法
なんのことはない.
testing
リリースにnim v1.2.0 (2020年5月時点) があるので
それを使う.
sudo echo 'APT::Default-Release "buster";' >> /etc/apt/apt.conf.d/99target
sudo echo "deb http://archive.raspbian.org/raspbian testing main contrib non-free rpi firmware" >> /etc/apt/sources.list
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y build-essential/testing nim/testing
build-essential
もtesting
リリースにしないと
依存しているパッケージが上手く噛み合わない.
だから,
実際には下のDockerでどうにかした方がいい.
Docker
本題はこっち. こちらの方が自分的には需要がある. Dockerのインストールは前回の記事を見てほしい.
使い方としては,
docker-compose.yml
でビルド用のコンテナを分ける感じだろうか.
FROM balenalib/rpi-raspbian:buster
RUN echo "deb http://archive.raspbian.org/raspbian testing main" \
> /etc/apt/sources.list \
&& apt-get update && apt-get install -y \
build-essential/testing \
nim/testing \
&& apt-get -y clean \
&& rm -rf /var/lib/apt/lists/*